狂おしい赤と鈴の音に酔いしれてー前編ー




十六夜の力が弱まり土方が十六夜の刀を弾く。



十六夜はすぐに刺さった刀を抜いてその刀で九十九に斬り掛かる。



しかしそれを駆けつけた永倉に阻止された。



「何があったか知らねぇが、いくら何でもやり過ぎだぞ」



永倉が刀を弾くと、十六夜は後ろに飛び退く。



そして頬に着いた返り血舐める。



数回舌なめずりをして狂ったように笑い出した。



「あはは。あはははは。あはははははははは……」



あまりにも常軌を逸しているその姿にその場にいた者全員が恐怖を覚えた。