甘いと同時に苦く、

愛情を込めて弾かれるほど虚しさを覚える。

いつからだった?

始まりにこんな虚しさは付属しなかった。



始まりは………誰でも良かった。

ただ、タイミングよく、おあつらえ向きに彼が当てはまった。

それだけ。


そんな一週間前の始まり。