«やっぱり現れたな怪盗チョーカー!!»
«ごきげんよう、川原警部。今日もまた無駄
な夜勤ご苦労さま»
«っ、なめやがって!!今日こそ貴様を牢屋
に突っ込んでやる»
«こりない人ね。しつこい男は嫌われるわ
よ?»
«余計なお世話だ!覚悟しろ、チョーカ
ー!»
«ええ、望むところよ。»
ふっ、と微笑み仮面をつけた少女は軽やか
に屋根の上へと飛びのった。
«game start・・・さぁ、始めましょ?»
プツンっ
音ともに仮面をつけた少女は消え、真っ黒
にそまった画面があらわれた。
「あ~!いいところだったのに~!!」
プクッと頬を膨らませ雪が後ろを振り返
る。
その仕草はとても可愛らしく危うく騙され
そうになるが私はそうはいかない