僕には眩しすぎる。

友達と笑顔で部活とか___




「なんなのあいつ…。」

「それー!うざいよね。」

「早くやめてくんないかなー。」





___嫌なこと思い出した。

じんわりと身体中が汗ばむ。

いつもより蝉の声が煩く感じる。

きっとあいつの、失礼な男子生徒の部活を見たからだ。


もう忘れよう。


窓から目を離し教室へ向かう。

その時勘違いかもしれないけど、あいつと目があった気がした。