先代の私 でも、、、

苦しいっ。



そう思った時に丁度唇が離され、視界も元に戻った。



顔面耳まで真っ赤にさせ、私同様に息切れしている綾人を見て、

ファーストキスなるものをしたのだと理解した。



「スミマセン、彩華」



「何がだ?」



突然謝られて反射的に問い返した。



「こんな強引に、キスしてしまって。ですが、スミマセン。どうも理性が切れそうですっ」



「私は、嬉しかったんだがな」



「へっ?」



間抜けな声を出した綾人が可愛いと思いながら答える。



「そのっ、綾人に触れられてるんだと、感じ…られたから」



「//////」



「恥ずかしいし、キスなんて初めてだが。そのっ、初めてが…綾人で良かったな…なんて……」



言ってる内に恥ずかしくなり、顔を横に向けて視線を反らす。



「っ………。そんな事言われたらもう、我慢出来ないじゃないですか」



「……」



「逃げて良いんですっ。襲ってるのと…同じ……ですから。彩華の意思なんて確認せずに押し倒して、

キスまでした。こんなのレイプと大差ありま…「違うだろ」えっ?」



「レイプなんかとはっ、全然っ違うだろ」



涙が出てくるのは何故だろう。



「!」

目を見開いた綾人の目を見て言う。



涙目でも何でも。



「私はっ…拒んでいないしっ、触れられて嬉しいと…思ってるん…だから……」



もう無理だ。恥ずかし過ぎて目線を反らす。



眉が下がって、涙目なのが自分でも分かる。



涙を拭っていると、その手も反対の手も突然頭の上で固定された。

「っ!」