先代の私 でも、、、

そんな空気のまま玄関へと移動し、静夜の部屋へと案内する。



途中に桃香が聞いてきた。



「でもさー、何するの?鍛えるって」



んー。



「適当にメニューとかは桃香達に任せたいんだが」



「オッケー!フフっ、どんな事しよっかなー?」



「やっぱ足腰鍛えたり、体感鍛えたりやろ。せやから俺達が良い言うまでランニングとか、腕立て伏せとかのストレッチや!」



「良いんじゃない?それで」



「じゃあ決まりって事で」



そんな風にすぐに決ったとほぼ同時、静夜の部屋前についた。



襖を開けると、6代目は何やら驚いたらしくこちらを見つめている。



「やっほー!」



「やぁ、久し振り」



「お久しゅう」



「久し振り」



そう挨拶すると、緊張し過ぎてたはずなんだが綾人が言った。



「はい。今日は来てくださりありかとうございます」



無論、他の4人は固まってるが。



そんな中、桃香が言った。



「あっ」



「どうしてん桃香」



おー、相変わらずの関西弁。

まぁさっきもなんだが。



「私達がここで鍛えて、現役幹部もここに居たら攻められた時が心配だなーって。あっ、だから私達は下っ端達の事鍛えることにしよ!」



え?



「そうだね。じゃあ、現役君達は彩華に任せようかな」



「………何故そうなる。別に私は必要ないだろ」



「何言ってるのかな、彩華。総長でしょ?」



ーーっ!?

うっ、黒い。