先代の私 でも、、、

ホントサラサラだなー、綾人も静夜も。



触ってて気持ちいいなぁ。

見てても艶やかだし…。



そうやって触ってると、感じる視線。



見ればあり得ないとでも言いたげに光達がこちらを見ていた。



「な、何だ?」



「いや、綾人が大人しいし、照れてるから」



照れてる?



見てもそうには見えないが、確かに私から視線を外している。



視線を合わそうと綾人に呼び掛ける。



「綾人?」



「っ」



えっ、目…合わせてくれない……。

何か…結構ショックなんだが。



そんな事を思いながらスッと離れる。



………そういえば、年齢的に見れば差はたったの一歳か。



年齢的にも代的にも私の方が上なんだがな。



そんな事を考えつつ、もうそろそろ桃香達が着く頃だろうと部屋を出る。



廊下を進んで普通に廊下を進み、階段を降りて玄関へと向かう。



靴を履いて外に出て、庭を歩いて門を開けると、

下の方に見える桃香達の姿。



「桃香ー!」



「あっ!彩華!久し振り!」



私に気付いたらしい4人は階段を掛け上がってき、

桃香が私に飛び付いて抱きついてきた。



「久し振り久し振りー!」



「あぁ、久し振り」



そこで鎮、環、千尋も上がって言ってきた。



「おはよ」



「おはよーさんっ!」



「ひ、久し振り」



「あぁ」



何だか久し振りで嬉しいな。