「嫌っていうか恥ずかしい…。」




「じゃあ、目つぶってるよ。」




と言って、隆弘は目を閉じた。




「ん〜。まだぁ???」




隆弘は目を閉じて待っている。




私は恥ずかしい気持ちを我慢しながら、




隆弘に顔を近づけ、触れるだけのキスをした。




「はい!!終わり!!私、帰る!!!」





「誰が帰すって言った??」




と、言って手首を掴んだ。




「俺のって印付けとく。」




と言いながら、私の首元に近づいた。




体育祭のときと同じ痛みが首元に走った。




「ちょっと!!!!」





拒んだが、もう遅かった。