「日も暮れてきたし、そろそろ帰ろうか。」




「そうだね……。」




「また行こう。な?」




「また行ってくれるの!?」




「当たり前だろ!」




「じゃあ約束!」




私たちは指切りをした。




1時間程車を走らせ、私の家に着いた。




「じゃあ、また学校でな。」



「うん。今日は1日ありがとう。



楽しかった!」




「先は入れよ。」




「ばいばい。隆弘。」




と言って、家に入った。




隆弘の車の音が聞こえなくなるまで、



玄関で耳を澄ませていた。




私は、そのままベッドに向かい、



寝てしまった。