「ちょっと、寄りたい所あるんだけど、いい??」
「うん!いいよ!!」
私たちは集合時間にはまだ早かったから、茜ちゃんが行きたい場所に行った。
「雑貨屋さんだ〜!!!
可愛い〜!!!」
「華織。お揃いのピアスでも買わない?」
「え、買いたい!!!」
私たちの学校は比較的に校則が緩い。
ピアス良し。メイク良し。
逆にダメなことは何があるのだろうってぐらい。
私は入学する前にピアスを開けた。
「え、茜ちゃん、ピアス開けたの??」
「ううん。
今から開けようと思って。」
と言って、茜ちゃんがバックから出したのはピアッサーだった。
「え、今から!?!?」
「うん。
開けるのは華織とがいいなって。
前から思ってたの。」
「私でいいの!?
秀くんでもいいんじゃ……。」
「私は、華織がいいの。」
茜ちゃんは真剣だった。
「うん。分かった!!」
「ありがとう!
じゃあ、どれにしよっか〜。」
と、私たちは集合時間ギリギリまでピアスを選んでいた。

