「でも、私まだ着てないんだよね〜」



「華織、まだ着てないの?」




「うん。まだ1回も。」




「じゃあ、それ、俺に見せて。



1番最初のチア姿俺に見せて。」




「仕方ないな〜



昼休みの後、ここにいて??」




「了解。



あ、リレーも頑張れよ。」




「ありがとう!」




私たちは校舎内で話した後、




グラウンドに戻った。




すると、




「華織〜!桃瀬〜!」




「茜ちゃん!!!」




「まさか2人……」




「お前らの方がだろ。」




「えっ……!?」




茜ちゃんの首元を見ると、



赤い花が見えた。



「茜ちゃん〜!!!



学校でなんてことしてるの!!」




「華織たちは!?」




「私たちはまだです〜!」




「まぁ、いずれはな?」



先生はニヤッとした。




「恥ずかしいこと言わないで!!」




「栗谷。



それ、隠しとけよ。」




「あ、はい。」



私たちは分かれた。