準備室に入ると、
ガチャという音と共に隆弘に包み込まれた。
「今日の華織は、いつも以上に可愛くて心配。
一般の客だって来るのにその格好はダメっしょ。」
「隆弘……?」
「正直、ミスコンも嫌だ。出したくない。
華織が可愛いのを知ってるのは俺だけで充分。」
「隆弘、それヤキモチ…??
と、いうか束縛…??」
「悪いかよ…!!
今までこんなことなかったのに、
異常に華織のことが心配なんだよ!!!」
「全然悪くない。
私もそれくらい隆弘のこと好きだから。」
「不意に言うのは禁止。」
と言って、隆弘は私にキスをした。

