「華織?なにかあったの?」



「柿木園くんに少し絡まれちゃってね…。」



「アイツ!!!まだ言い寄ってきてんの!?



本当、次、華織いじめたら私が許さないんだから!!!」




「茜ちゃん…笑」




「華織。何かあったらすぐ相談してね?



華織はすぐ溜め込んじゃうんだから。」




「ありがとう。茜ちゃん。」



私たちは抱き合った。



それを笑顔で隆弘が見ているとは知らずに。