そして日曜日。
「華織〜!!
ごめんね!待った??」
私たちは駅前を集合場所にした。
「ううん!全然!!
それじゃ、行こっか!!」
電車で2駅。
電車を降りて、5分ぐらい歩いた。
「ここだよ〜」
「ここって……。
『レーヴ』じゃん!!!!」
「まぁ、入ろう!!」
私たちは建物に入り、エレベーターに乗り込んだ。
最上階である20階のボタンを押した。
エレベーターが到着し、ドアが開いた。
「おばさーん!おじさーん!
華織です!!!」
「華織ちゃーん!!!
よく来たわね〜
こんなに可愛くなって〜♡」
「え……?」
茜ちゃんは状況が把握できていなかった。
「か、華織?これどういう状況??」
「レーヴってお店は、この2人、
私の叔父と叔母で経営されてるお店!」