「よし。OK。」



と言って、満足気な顔をしていた。




「じゃあ、後夜祭は一緒に過ごそう。」




「でもバレちゃうんじゃ……。」




「生徒が唯一入っちゃいけない場所は??」




「……屋上???」




「正解。




花火上がるみたいだから、屋上で見よう。2人で。」





「うん!!!みる!!」





「じゃあ、約束。」




と言って、隆弘は小指を出した。




私たちは笑いながら指切りをした。