「ふう・・・」


私、彼の前でどんな顔してた?

トイレに入るとすぐにそんな思いが溢れてく

る。止めようとしたって止められなくて、頭

を抱えるとその場に座り込んだ。



・・・私、もうムリかもしれない。彼と一

緒に住むなんて事。



私は一人肩を落としてそんな事を考えてい

た。