時間稼ぎにしてくれていたユウキさんのフリートークもそろそろ限界らしく、ユウキさんがこちらを見た。
進藤さんは頷いて他のメンバーにもGoサインを出す。
「果菜、行ってくる。木下先生ありがとうございます」
立ち上がり、木下先生に軽く頭を下げると、私と視線を合わせふっと笑った。
「ちょっと充電させろ」
いきなり私を抱き寄せて腕の中に閉じ込めると、私の耳に軽くキスをした。
んぎゃっ
変な声を出す私に「色気のないやつ」とひと言残して進藤さんはステージに戻っていった。
周りには呆気にとられる木下先生とスタッフの皆さんとクスクス笑いが止まらない木田川さん。
そして、どうしていいのかわからなくて呆然と立ちすくむ私。
でも、それもまた演奏が再開すると皆さんステージに集中した。
もう、ホントになんてことしてくれたんだ。
汗だくの男に抱きしめられたっていうのに・・・全く嫌じゃなかった。それどころか嬉しかったのだ。
どうしちゃったんだ、私。
カーテンコールが終わるまで進藤さんは頑張った。
そしてすごく素敵だった。
進藤さんは頷いて他のメンバーにもGoサインを出す。
「果菜、行ってくる。木下先生ありがとうございます」
立ち上がり、木下先生に軽く頭を下げると、私と視線を合わせふっと笑った。
「ちょっと充電させろ」
いきなり私を抱き寄せて腕の中に閉じ込めると、私の耳に軽くキスをした。
んぎゃっ
変な声を出す私に「色気のないやつ」とひと言残して進藤さんはステージに戻っていった。
周りには呆気にとられる木下先生とスタッフの皆さんとクスクス笑いが止まらない木田川さん。
そして、どうしていいのかわからなくて呆然と立ちすくむ私。
でも、それもまた演奏が再開すると皆さんステージに集中した。
もう、ホントになんてことしてくれたんだ。
汗だくの男に抱きしめられたっていうのに・・・全く嫌じゃなかった。それどころか嬉しかったのだ。
どうしちゃったんだ、私。
カーテンコールが終わるまで進藤さんは頑張った。
そしてすごく素敵だった。