ひさしぶりのトキメキを味わった。
こんなに胸が苦しくなるなんて、何年ぶりだろう。
「紗和、キスしていい?」
「今さら聞くんですか?」
「イヤって言われても、するけどな」
目の前に霧島課長の顔が近づいてきたと思った瞬間、唇が重なった。
あったかくて、でもかすかにオトコっぽい香りを感じた。
「紗和の唇やわらかくてヤバい」
何度も重なる唇のせいで、すべてがあやふやになってきた。
「この続きは、あとでな」
そう言って私の手を握ると、霧島課長は車に向かって歩き始めた。
行きと違うのは、手をつないでいることと、恋人同士になったこと。
こんなに胸が苦しくなるなんて、何年ぶりだろう。
「紗和、キスしていい?」
「今さら聞くんですか?」
「イヤって言われても、するけどな」
目の前に霧島課長の顔が近づいてきたと思った瞬間、唇が重なった。
あったかくて、でもかすかにオトコっぽい香りを感じた。
「紗和の唇やわらかくてヤバい」
何度も重なる唇のせいで、すべてがあやふやになってきた。
「この続きは、あとでな」
そう言って私の手を握ると、霧島課長は車に向かって歩き始めた。
行きと違うのは、手をつないでいることと、恋人同士になったこと。


