このままじゃいけないんだな、と思ったのは、霧島課長と二人で残業してた時だった。
好きで残業してたわけじゃない。
例によって課長から、
「宮本、これ50部刷って、ラミかけといて」
と頼まれたからだ。
めんどくさい、って思ったけど、そんなこと上司に言えるはずもなく。
会議室で黙々とラミネートかけていた。
「終わったか?」
会議室のドアが開くと同時に、課長が話しかけてきた。
「あと少しです」
「宮本、クリスマスどうすんの?」
「はい?」
ここは会社ですけど?
「やっぱ、伊勢とより戻してクリスマス過ごすわけ?」
「さあ・・・あれ以来まともに話してませんので、わかりません」
「前も言ったけどさ、俺、略奪とかあんま趣味じゃないんだよな。
伊勢と話せよ、俺は関係ないとしても、今のままじゃ仕事やりにくいだろ」
略奪が趣味なんて、普通思ってても言わないでしょ。
ただ、仕事で必要以上に気をつかっているのは事実だ。
善は急げ、だ。
金曜日だったし、その日の帰りに伊勢くんちへ寄ることにした。
好きで残業してたわけじゃない。
例によって課長から、
「宮本、これ50部刷って、ラミかけといて」
と頼まれたからだ。
めんどくさい、って思ったけど、そんなこと上司に言えるはずもなく。
会議室で黙々とラミネートかけていた。
「終わったか?」
会議室のドアが開くと同時に、課長が話しかけてきた。
「あと少しです」
「宮本、クリスマスどうすんの?」
「はい?」
ここは会社ですけど?
「やっぱ、伊勢とより戻してクリスマス過ごすわけ?」
「さあ・・・あれ以来まともに話してませんので、わかりません」
「前も言ったけどさ、俺、略奪とかあんま趣味じゃないんだよな。
伊勢と話せよ、俺は関係ないとしても、今のままじゃ仕事やりにくいだろ」
略奪が趣味なんて、普通思ってても言わないでしょ。
ただ、仕事で必要以上に気をつかっているのは事実だ。
善は急げ、だ。
金曜日だったし、その日の帰りに伊勢くんちへ寄ることにした。


