羽田空港から大分空港へ移動する席は、伊勢くんと一緒だった。
みんな私服だからそれだけでも新鮮で、しかも旅行だからテンション高めだった。
「宮本、明日どっか行くのか?」
「ううん、私はゴルフもしないし、せっかくだから別府まで行ってみようかと思ってる」
「俺と一緒に行く?・・・じゃなくて、行こう」
「え?」
「待ってるって言っただろ」
伊勢くんは、ブランケットの下で私の右手をそっと握った。
このまま、伊勢くんに甘えていいのかな?
そしたら、幸せになれる?
そのためには、課長にきちんと話さないといけない。
「伊勢くん、今晩だけど、課長に呼ばれてる。
ちゃんとケジメつけてくるから」
「俺は、期待して待ってていいわけ?」
「うん・・・たぶん」
「わかった」
伊勢くんが笑ってくれた。
これでいいんだよね?
みんな私服だからそれだけでも新鮮で、しかも旅行だからテンション高めだった。
「宮本、明日どっか行くのか?」
「ううん、私はゴルフもしないし、せっかくだから別府まで行ってみようかと思ってる」
「俺と一緒に行く?・・・じゃなくて、行こう」
「え?」
「待ってるって言っただろ」
伊勢くんは、ブランケットの下で私の右手をそっと握った。
このまま、伊勢くんに甘えていいのかな?
そしたら、幸せになれる?
そのためには、課長にきちんと話さないといけない。
「伊勢くん、今晩だけど、課長に呼ばれてる。
ちゃんとケジメつけてくるから」
「俺は、期待して待ってていいわけ?」
「うん・・・たぶん」
「わかった」
伊勢くんが笑ってくれた。
これでいいんだよね?


