「はいっ!では、福栄さん入って来て下さいー」



テンション高い先生が
私を呼んだ


そう……
始まりは10分前の事


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「母さんにごまかし利かねぇよな……」

ここは漫画の世界?
WHY?
イミワカラナイ


そんな時甲高い女の人の声が聞こえた

「あらっ!起きて来るの遅かったわねぇ!二人共」


ふたり……とも……?

「は?二人共って母さん
コイツの事知ってんの?」

知ってるわけないでしょう?

「知ってるも何も、昨日から下宿してるじゃない」


『「は……?」』