さくら園の中に入り、ドアをノックする




コンコン




「はぁい!」







「竜です。」





そういうと中から物音がして勢いよくドアが開いた。





「竜ーーっ!!!!おかえりなさいっ!!!」




ドアが開くなり懐かしい香りにつつみこまれる。





「アンタ大きくなったね!イケメンになっちゃってー!みんな元気にしてるの!?」




「もちろんです…でも暑いので離れてくれるとありがたいというか……ミサさん。」




「ああ!!ごめんね!!」





ミサさんはそういうと俺から離れた。




「立ち話もあれだから、中入りな!改めておかえりなさい、竜」





ミサさん…俺たちの大事な人。