猫、探してます。







『れーくん、私に結婚相手なんてこねーよって思ってる…?』





「ハァ!?」





『いくら令嬢だからって可愛くないからきっと誰も両思いとか、ないよね、』




そうだよね、こんなちっぽけな私なんて。




選べるほど王子様みたいな人いないよね!!





『れーくんの言う通りかも……夢見てたのは私だけかも……』





「おいおいおい。なんでそうなるんだよ。」






『もし今回逃したら私一生結婚できなくてひとりぼっちで……ううう…』