「明日はな___お前の婚約者が来る。」







こ……婚約者…!?






「どういうことだよ!!!婚約者って!!」



私が言葉を発する前にれーくんが叫んだ。





「そのままの通りだが?もうお前もいい歳だろ。取引先の息子でな。あそこの会社は時期大きくなるだろうし悪くないだろう。」





『待って……パパ、約束が違う……!』





あの時"約束"したのに…っ!





「約束、を先に破ったのはどっちだ?」





『それは……っ』




「お前に拒否権などない。明日の服装はあとで青山に届けさせる。」