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「なるほどねぇ。咲良ちゃんの夢を見たのね、めちゃくちゃうける(笑)」






「うるせえ。」





「で?アンタ何話したのよ?」





何って……




「さあな。」




「なーんだ。覚えてないなら意味無いじゃん」






侑希は先に起きていたみたいで、キッチンからいい匂いがした。





「ほい。これ食べたら電話しなねー、私仕事行くから!じゃあね!」








侑希はスーツを着ていて、それだけ言うと出ていった。