「ふー……寝たか。」 我ながらよく耐えた理性。 咲良の髪を弄びながら咲良をみつめる。 「可愛いなほんっと。バカ咲良。」 咲良の綺麗な髪は昔から変わらなくて、よく三つ編みとかしてあげてたっけ。 「俺が…ずっと守ってあげるから…」 自分で言って顔が赤くなった。 くっさい台詞だな。 「くっそ……このくらい許せよバカ咲良。」 うなじに軽くキスを落とした。 「おやすみ。咲良。」 咲良はとてもあまかった。