猫、探してます。





「あはは!ごめんごめん!寝ちゃったわ!」




まぁ疲れてたもんな。


しかもこいつ仕事終わりにこっちきたし。




「ありがとうな。侑希。」




そういうと侑希はぽかんと口をあけた。






「あんたが素直になる日がくるとはね…」





時代が変わったわあ、なんていいながら侑希は風呂場に姿を消した。






俺らは明日、咲良の母親に連絡すると決めた。