猫、探してます。









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「ん……っとやば寝すぎたか?」





気づいたら外は暗くなっていてすっかり夜になっていた。



「やべえ。おい、侑希。」




「…えへへ……おなかいっぱい……」




……


寝てる。




「何が腹いっぱいだこのバカ」





侑希と俺らは小学校時代からの付き合いで、いわゆる腐れ縁みたいなもの。


俺らのことも理解してくれてるし良い奴なのはたしか。



「おい侑希、そこに美味そうな肉あんぞ」

「え!肉!?どこ!?」




こうするといつも起きる。





「起きたか。」