助けになる…か。
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部屋に帰って侑希に一連のことを話して名刺を見せた。
「アンタ…海外でまで人助けするのね…」
「うるせぇよ。ほらこれ名刺。」
片付けが終わっていたようでパソコンが机においてあった。
「おっけー!調べてみますか!どれどれ………ん?」
侑希が名刺をみるなり黙り込む。
「どうかしたか?」
「え…アンタ……まじ?これほんとにもらったの?」
まじまじと名刺と俺を交互に見る。
「ああ。」
「ええええええーーーっ!!アンタ、
これなんですぐ見なかったのよ!?」
「は?書いてあるの日本語じゃねぇしゆっくり見ないとわからんだろ。」
侑希は名刺を俺に突きつける。

