猫、探してます。






「ただいま」






玄関で竜の声がした。





「おかえり〜!久しぶりのあそこどうだった~?」



「普通、かな。子どもまた増えてた。」



「そうなんだぁ!僕達もお手伝い行かなきゃねぇ。」





「真琴、これ。ミサさんが。」




一つの封筒を竜からもらう。




「ありがたい。あと竜、荷支度もやっといて欲しい。10日分くらい。」




竜にはもう一仕事してもらう。






「どういうこと?」