「まったく……事情は真琴から大体聞いたわよ。今まで連絡もなかったのに急に連絡してくるなんて何かあったのかと思ったわ。」 そういうと1つの封筒を俺に差し出した。 「これ。頼まれてたやつ。竜、聞いたわよ。何日も部屋から出ないでお酒に溺れてたらしいじゃない。」 その言葉にズキリと痛む。 「自分でも痛感してる…つもりです」 「もうー、本当その子が大事なのねぇ。やっと恋愛できそうでお母さんほっとしちゃうわあ。」