それにしてもなんで桜庭さんはあんなに性格いいのだろうか。
あそこまで顔が可愛かったらどこか性格に難があってもおかしくないよ。
なんてこと六時間目目の授業中、ただひたすら考えていたものだから内容はさっぱり入ってこなかった。
そしてそのまま授業は終わり、放課後になった。
その時には桜庭さんのことなんてもう考えていなかった。
私の脳味噌が都合いいって訳じゃないんだろうけど、他の子考えたって仕方ないから、考えるだけ無駄かなと思ったから。
「未希、帰ろう」
いつも通り未希と帰ろうと思い、未希の席に向かい、声をかけた。
が、しかし。
「あ、ごめん。今日委員会の集まりあるから」
と、ナチュラルに断られた。
