遥人くんにあった次の日
私は1人で病院に来ていた
「土屋さーん。土屋未来さーん」
「はい」
「どうぞ」
いつもの診察室じゃなかった
ううん、いつもの診察室だけど、雰囲気が違った
「こんにちは」
「こんにちは。今日は1人?」
「はい、」
「うん…。今日伝える事はちゃんとご両親にも伝えるようにね」
いつもと先生が怖くて、頷くことしかできなかった
「未来ちゃん。高校生だったね?
こんな事言うのは酷だけど、ちょっと他の人より病気の進行が早いようでね」
あぁ。私…だめかな
「生きていられる時間がない?ですか?」
「…そうだね。ちゃんと言うと、
余命半年」
「え?」
半年って…
1年ないよね…