「…うん」
「今がその時だろ?俺がいるからずっと。未来は俺に新しいスポーツを作るって夢をくれて、光をくれた太陽なんだよ」
「…がんばる」
「よし!それなら大丈夫だ」
そう言って私の背中をさすってくれた
私にはまだ時間がある
できる事がある
大丈夫。まだ大丈夫
「明日、学校だよね?」
「そうだけど?」
「明日、検査結果聞きに、行くんだけど、お父さんも、お母さんも、来れなくて。」
「うーん。一緒に行きたいけど、明日休むと夏休みもらえねぇんだよな…」
「そう、だよね」
この数時間後、私は後悔する
誰かと一緒に行けばよかったと
