『もう、まともには運動できないでしょう。少しでも長く生きるために、安静に』
忘れもしない。あの日私の将来は無くなった
中学3年生の春
これから中学最後の大会に向けて準備を始めたばかりの頃
私は1500メートルトラック走のラスト2周のところで、派手に転んでしまった
その時、足に感じた違和感は
足が浮いている
というものだった
病院の検査結果は
進行性の病気
あの某ドラマでもやってた、神経とかを衰退させて
最後には言葉も話せなくなって、亡くなる病気
まさかテレビで見てた病気に自分がなるなんて…
しかももう、走れない…