懐かしい


あの頃は無邪気だったなぁ

走れなくなるなんて、考えもしなかった


確実に死んでしまうこの病気


私は…





「未来」

「あ…。ん?」

「好きだ」


え、、

遥人くん



「付き合ってほしい。もちろん、病気の事は分かってるつもり。それでも俺は未来がいい」

「あ、ありがとう。私も…」



神様、許されるのなら これだけは
この恋だけは諦めたくない



「私も好きだよ」




いつまで一緒にいられるか分からないけど
私は遥人くんと一緒にいたい