彼と愛のレベル上げ


その声に反応して上を向くと、抱きしめられていた腕を少し緩めた主任が私の首筋に口付けて


「この体全部に俺のものだって印をつけておきたい…」


切なげに言う言葉のあと、きつく吸われた首筋。


心も体も全部全部主任以外の事なんて考えられないのに。

そんな切なげに言われたら……


「……全部ジュンさんの、ものですからっ」


その痛みを感じながら、精いっぱいの気持ちを伝えたい。



離れていると不安だけど

一緒にいると幸せで

幸せすぎて離れた時のギャップが大きくて

だからまた会いたくなって



ずっとずっとその繰り返し、


いつか
いつか

一緒にいられる日が来ればいいのに

そんな気持ちばかりが強くなっていく欲張りな自分に



こんなにもジュンさんの事が好き

好きすぎてどうしていいかわからなくなる



……これが、好きを超えた気持ち?



私の髪に顔をうずめながら、

こめかみに

額に

耳に

キスを落とすジュンさん。




あぁどうしよう、

いますぐにでも……



「モモを感じさせて…今すぐ」



……!!!



私だけじゃない。

ジュンさんも同じ気持ちで?




はしたないとか
そんなことどうでもよくて


ただ今この瞬間にジュンさんを感じたい。


自分でも抑えきれないこの気持ちに蓋をするのをあきらめて


「ジュンさん、…わたしっ……



言葉で言えない気持ちが通じればいい。

そんな思いから、ジュンさんの唇に自分から口付けた。

いつもジュンさんが私にくれる、甘くて切なくて、それでいて優しいそんな口づけを……




後ろ手にジュンさんがカチャリと鍵を閉めた。

それを合図にさらに深くなる口づけ。



ここが玄関だとか

まだ靴を履いてるとか

そんなことどうでもいい



ただジュンさんが欲しくて

ただそれだけで



私はジュンさんの口付けに溺れていった。