そのせいか、いらない力が入らずに
上手く泡たてることが出来た。

「なんだ。やれば出来るじゃないか」

「ありがとう……ございます」

もう頭の中が、いらない妄想も混ざり
混乱をしていた。

うぅっ……心臓に悪い。

「うん?比崎。お前……さっきから
顔が赤くなったりしているけど熱でもあるのか?」

いえ、あなたのせいです。

すると社長は、私のおでこと自分のおでこを
くっ付けてきたではないか。

「う~ん。熱は、無いようだが?」

kissでもされるのかと勘違いしてしまう
至近距離に頭が爆発しそうになった。