梅雨の季節になって、よく雨が降った。 でも僕は、雨が嫌い。 出かけると、傘をささなくちゃならない。 そうすると、傘がぶつかってうまく歩けないんだ。 無理やり近くに寄ろうとする僕を見て、笑っている。 僕も君にやってみせてあげる。 同じように口を尖らせる。 それを見て、また笑う君が好きだよ。 この時間が、 この空間が、 涙思わず流れてしまうくらい、一番、世界で一番大事なものだよ。 わざと尖らしてる私に、ごめんねって言わせる間もなく、あなたは優しくキスしたの。