終わったらみんなすぐに友達のところに行った
友達がいないうちは、どこにも行けなくて机に突っ伏していた
こんな状態がこれからも続くのかな……?
友達……欲しいな…
「あなた1人?」
え……?
これは、うちに言ってるのかな?
机に伏せていた状態を上げ、声のした方に振り向いたうちを見ていたのは長い髪の毛が少し傷んでいる女の子だった


「……うん」
「ほんと?友達になろ!?」

彼女は木下絢香キノシタアヤカ
絢香も友達がいなくて1人だったらしい