私達は結ばれてすぐ
私が大介の部屋に
引っ越しをした

同棲生活が始まった

お揃いの食器を
一緒に選んだり
ベッドを買ったり

まるで夢のような
一時だった

大介の不規則な生活も
私にはちっとも
辛くはなかった

大介は灯りのついた
家に帰れるのが嬉しいと帰宅するとすぐ私に
笑顔を向けてくれた