深い深いキスをして
大介の胸の中で
何度もありがとうと
呟いた

『今日は帰るよ。
明日も仕事だから』

大介が立ち上がると
私には寂しさが
こみ上げてきた

ドアを出る大介に
手を振って、大介の
背中を見つめた

今日は眠れそうもない

色んな感情が
浮かんでは消える

布団の中で何度も
寝返りをうった