私の30歳は
幸せの始まり

浩太さんとまた
一歩前進したんだ

いつもより、優しく
私を抱いてくれた

いつもより、キスも
たくさんした

いつもより、何度も
愛してると言ってくれた

いつもより、長い時間
抱き合っていた

私にとって
最高の誕生日になった

疲れ果てて、
抱き合ったまま眠った

浩太さんの暖かい
ぬくもりに包まれた

私は幸せだった

夢を見ていた

幸せだった私が
なぜか泣いていた

追いかけても
追いかけても
浩太さんが離れていく

そんな夢を見ていた