初恋~ある女の恋愛物語~

恋人同士に見えちゃう
かもしれない

こんなドキドキは
久しぶり

ようやくたどり着いた
高台にはまたたくさんの人がいた

ドーン

花火が上がり、空を
見上げる

『きれー』

何発も打ち上げられる
大きな花火

そのたびに歓声があがる

浩太さんの手を
握りしめたまま
綺麗な花火に酔いしれた

ラストの花火は
特大のが何発もあがった

消えていく火花と
立ち上がる人達

私と浩太さんも
人の波に乗った

またしっかり手を
握りしめながら

『離れないようにな』

何度も止まる人の波

そのたびに浩太さんは
私に声をかけてくれた

その優しさがまた
私を安心させた