ある日、クラスでも目立つ存在の男の子に呼び出された

不良として目立っていたその彼に呼び出され少し戸惑っていた

『千穂が好きだ。俺と付き合ってくれ』

突然の告白に、驚いた

あなたが私を好き?

付き合うって何?

どうすればいいの?

疑問が駆け巡る

断ったら、何をされるかわからない

そんな思いがよぎる

『はい…』

それしか言えなかった

正直、怖かったから告白を受け入れた

付き合うって何?

そう思っていた私には彼との付き合い方がわからなかった

彼の家に遊びに行くと他愛もない話をして帰ってくる

彼は付き合うようになってから、学校をサボらなくなっていた

彼のママに感謝された

『ちいちゃんありがと』

彼のママは優しく微笑んだ

私は何をしたつもりもなかったのに