それからまたしばらく
話をしてから
大介の部屋を後にした

こっそり自分の部屋に
戻った

まだ体が火照ったまま

大介の温かさが
心と体に残っていた

そして大介の体を
思い出しては、心臓が
バクバクと音をたてた

私は大介に抱かれたんだ

夢じゃない

現実に抱かれたんだ