大介の温もりがまだ
体に残っていた

服を着てからもう一度
唇を重ねた

そこに好きとか
愛してるの言葉はない

それでも大介に抱かれた私は満足だった

『また会ってくれる?』

大介の言葉に私は
ゆっくり頷いた

大介の笑顔がとても
印象的だった

感情と一緒に涙さえ
溢れてしまいそうな
くらいだった