「キェェェェェエエエエエエエエエ!! 離せよぉぉぉぉぉぉおおお!!!」
「イヤです! 元はと言えば無愛さんの話が長かったのが原因なんですからね!!」
「ビィイェェェェエエエ!! 誰か助けてぇぇえぇええ!!」
「無駄です! 理事長室の周りには誰も来ません!! それに、手伝ってくれるなら次回から理事長室にゲーム機でも用意しようかなぁと思っていたのですが……」
「……え、マジ?」
「はい。マジです」
うへへ、手伝っちゃおうかなぁ……
「ま、まぁ、手伝う気は微塵もないけどさ……一応、どんなゲームおこうとかって考えてたりする……?」
「(チョッロ……) そうですね……。スプラ◯ゥーンやス◯ブラはもちろん、どう◯つの森シリーズやマイン◯ラフトほか諸々揃えようとは思っていますが……まぁでも手伝ってくれないのならこちらとしても余計な出費を抑えられますし……」
「やる…………やりまぁぁっす!」
「よし来た!」
今日はゲームはないけど……今後の事を考えると……ふへへ。
「ち、ちなみに、仕事を手伝えば授業をサボってゲームをしに来ることも……?」
「許可しましょう。ちゃんと出席扱いにはしますよ」
ひゃっほい!!
「ふふふ〜ん……ふふふーん、ふふ……ふふふふふ……ふへへへへへへへ……」
「ちょっと、こちらが頼んでおいて申し訳ないんですけど、もう少し静かに作業出来ないんですか……」
「ふへっ……ゲームのこと考えるとちょっと……」
「そうですか……(喋りながらも手がすごいスピードで動いているのを見ると末恐ろしい……)」