いつの間にかの君

女女と言ってるが、実際には2人ともタイプの違う美少女だ。



今言ってるのは、昨日いた活発そうな感じの方。



ボブショートのくせ毛な茶髪、クリクリとした様な茶の瞳。

体型は小柄で、身長も一番低いだろう。



「光の事閉じ込めて、一体何しるのって聞いてるの!ちゃんと答えて!」



…煩いのは嫌いだ。

種類にもよるが、彼女の第一印象は悪い。



そもそも何もしてない。

強いて行って暮らしてるだけだ。家族らしく。



「ねぇ、聞いてる?もしもーし」



高校生らしいといえばらしいが、初対面で図々しく感じる。



というか、情報交換もう辞めようか。

同盟とか面倒だし。



黒猫としてと考え始める。



「…おい!何もねえのに光の事縛ってんじゃねえよ!」



縛ってない。



「聞いてんのか!」



そう言い立ち上がると、胸ぐら掴んだ早乙女。

ちなみに、千景が動こうとしてたのを目で止めた。



「はぁ」

千景のため息が聞こえると同時。



身体を地味に床から上げられて、揺さぶられる。



「お前の都合で光を縛んなよ。なぁ!何か言えや!」



ーフッ



「!?」



あぁ、いけない。

短気すぎて笑ってしまった。



思わず動きが固まった早乙女に言われた通り、見ながら言う。



「桜凛として居ると言ってこの手。意味、分かってるよな?」



ーゾクッ「っ!?」