いつの間にかの君

「………」

何故来たのか。



今私の目の前には、昨日の幹部と女2人が桜凛としているらしい。



様子を見るに私をただの姉だと思ってるらしい。



足音は面倒そうな顔をした千景だった。

そのまま連れられて来ると、天音ではなく昨日いなかった一人が仕切り始めた。



名前は香崎美樹。

現桜凛副を務める黒髪銀メッシュの眼鏡を掛ける美少年だ。



だが挨拶もせずに言ってきた。



「単刀直入に、何故貴方は光を外出禁止などにするのですか?」



と。



千景と天音が「あ…」って顔してる。

その反応も頷け、完全にしくじった始め方だった。



「…君に答える義理がない」



「あ?」



早乙女が反応。

そして女の1人もピクッと反応。



だから待つことにした。

…暴走するのを。



「義理云々の話ではなく、あなたに聞いているのです」



「そう」



「ッ」

「っ」



私の態度は初対面の相手には悪く取られがちだ。

まぁ無愛想すぎるのもあるし、外面を作ってるのもあるだろうが。



「そう…じゃなくてさ!」



女の1人が言った。